見積する
顧客への見積書を作成し、PDF 出力やメール送信、受注への引き継ぎを行います。
ご利用環境について
この章の機能は、ご契約・設定内容により表示されない場合があります。 画面に該当メニューが見当たらない場合は、サポート窓口(開発運用元)にご連絡ください。
見積の入口は、メニューの「見積管理」(/quotations/)です。
見積を作成する
- 見積一覧を開きます。
- 「+ 新規見積」をクリックします。
- 「取引情報」タブで、拠点・顧客・見積日・件名・有効期限・案件などを入力します。見積日・有効期限(日付)を入れると、欄の横に「(水)」のように曜日が出ます(空にすると消えます)。
- 件名は任意です。一覧のキーワード検索対象にも含まれます。
- 有効期限は日付とテキスト(例: 見積後30日)の両方を入力できます。両方あるときは帳票・詳細・一覧でテキストを優先表示し、日付は表示しません。
- 案件欄は、案件管理が有効で、かつ各種設定の「見積フォームに案件欄を表示」がオンのときだけ表示されます。表示欄の右の 🔍(案件を検索)から選びます。顧客を先に選んでいないときは「先に顧客を選択してください。」と表示され、モーダルは開きません。モーダル「案件を検索」では、プレースホルダ「案件コード・案件名で検索...」に入力します。件数が多いときは下部の 前へ / 次へ と「X–Y / 全N件」でページを送れます。見出し行をドラッグすると位置を動かせます。一覧(列: コード / 案件名 / 顧客名)の行をクリックすると表示欄に入ります。✕(案件をクリア)で選択を解除できます。顧客を別の相手に変えると、紐づかない案件はクリアされます。
- 建築見積モードがオンのときは、取引情報に 工事場所・取引方法・工事期間 が追加されます。
- 「明細」タブで商品・数量・販売単価を入力します。「+ 明細を追加」は右上と最終明細行の直下のどちらからも使えます。各明細の左端では ↑(上へ移動)・↓(下へ移動)で行の順番を変え、+この下に追加 でその行の直後に空の明細を挿入できます(先頭行の↑・末尾行の↓は使えません)。順番は保存時に見積書・詳細画面へ反映されます。
- 建築見積モードがオンのときは、明細に 種別(明細/見出し/説明/値引/経費/小計)と 仕様・規格 があります。記述行 にチェックすると商品検索を省略し、名称を手入力できます(商品は「その他」。名称が空の行はプレースホルダのままです)。保存して開き直しても 記述行 はオンのままです。XML から取り込んだ行も同様です。見出し・説明・小計は数量・単価が 0 で入力できません。見出しの下に 見出し合計(明細+見出し内の経費。値引は含みません)、小計行に直前の見出し以降の明細+値引の合計が表示されます(保存値ではありません)。
- 「保存する」をクリックします。
見積番号は QUO-YYYY-MM-NNNN 形式で自動採番されます。新規作成時のステータスは「下書き」です。
定型コメントを使う
ご利用環境で定型コメントマスタが有効な場合、見積の新規・編集で 備考 の上に定型文のチェック一覧が出ます(マスタで「見積」に適用した定型文のみ)。
- 使いたい定型文にチェックを入れます(文言が備考へ追記されます。見積書 PDF にも印字されます)。
- 定型文に連動商品がある場合、明細へ自動追加されます。チェックを外しても明細は自動では消えません。
- 備考は手でも編集できます。チェック解除では、文言が完全一致する行のみ備考から削除されます。
納品先の選択
- 先に 顧客 を選択します。
- 「📋 マスタから選択」で納品先を検索します(名称・コード・住所で絞り込み可)。件数が多いときはモーダル下部の 前へ / 次へ と「X–Y / 全N件」でページを送れます。見出し行をドラッグすると位置を動かせます。
- 行を選ぶと名称・住所などがコピーされます。手入力のみでも保存できます。
無効化された納品先は候補に出ませんが、すでに紐づいている既存見積ではそのまま保存できます。
定価・掛率で単価を決める(掛率方式)
掛率方式の得意先では、明細に定価・掛率(%)・単価が表示されることがあります。 掛率を変えると単価が再計算され、単価を直接入力すると掛率が逆算されます。 顧客別単価が登録されている商品は個別単価が優先され、掛率欄は無効(「個別単価」)になります。 顧客別単価に仕入単価がある商品は、明細の原価初期値にもその仕入単価が入ります(空欄なら商品マスタの標準原価)。 商品に定価がない場合は単価ランク方式の単価が使われます。
見積詳細画面でも確定後の定価・掛率を確認できます。操作の詳細は 受注する の「定価・掛率で単価を決める」と マスタを整える を参照してください。
明細の単位入力
設定がオンのときのみ
本節の内容は、ご利用環境で複数単位管理が有効な場合のみ表示・利用できます(既定はオフ)。商品マスタ側の登録は マスタを整える — 複数の数量管理単位を登録する を参照してください。
見積明細の単位欄は自由入力です。サービス品などでは「一式」など手書きもできます(手書きの場合、換算は行われません)。
複数単位を登録した商品では、候補(基準単位・単位2・単位3)から選択できます。候補から選んだときだけ換算が働きます。
- 数量は入力単位の数量です(例: 箱を選んで数量 5)。
- 換算が必要なとき、数量の下にプレビュー(例:
= 100 kg)が表示されます。これは基準単位に換算した参考表示です。 - 単価・金額は入力単位あたりです。箱を選ぶと、基準単価 × 換算係数が自動提案されます。すでに手入力した単価は上書きされません。
- 在庫・受注残・突合など内部の数量処理は基準単位で行われます。
- 見積書 PDF など帳票には、入力した単位・数量で印字されます。
見積ステータス
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 下書き | 作成中 |
| 送付済み | 顧客へ送付した状態 |
| 受注確定 | 受注を作成済み(受注への変換後) |
| 失注 | 受注に至らなかった状態 |
| 期限切れ | 有効期限を過ぎた状態 |
ステータスは編集画面で変更できます。
見積を複写する
見積詳細の「複写」をクリックし、確認ダイアログで OK を選ぶと、内容をコピーした新規見積の編集画面が開きます。 見積番号は新しく採番され、ステータスは「下書き」に戻ります。
見積書 PDF を出力する
- 見積詳細を開きます。
- 「見積書」をクリックします。
PDF がダウンロードされます(ファイル名は quotation_見積番号.pdf 形式)。
※見積書 PDF に定価列が含まれる場合があります(画面の定価列表示と連動)。 定価列が出ない環境では、サポート窓口(開発運用元)にご連絡ください。
PDF には粗利・原価は含まれません(顧客向けの内容のみです)。
各種設定の 見積書の書式 が 建築見積書式 のときは、A4 横の表紙(御見積書)・内訳書・明細書の3部構成になります。表紙は1ページに、税込合計金額・合計金額・消費税額と注記「※見積時に発見不可能な既存箇所の再生工事は別途とします。」、左に工事名称・工事場所・取引方法・有効期限・注文者 印、右に自社名・住所・TEL/FAX・担当者が印字されます。工事期間 が空のときはその行自体を出しません。有効期限はテキストがあればそれを優先し、日付のみのときは日付、どちらも空なら「—」です。表紙のフッターに「次頁へ続く」は出ません。中間ページは「次頁へ続く」、最終ページのみ「以下余白」です。内訳書は見出し(金額は見出し合計)の直後にその見出し内の値引を並べ、末尾に経費・値引・消費税・総合計を印字します(この末尾ブロックは途中でページが分かれません)。見出し・値引・経費の単位と数量は空欄です。明細書の末尾にも経費・値引・消費税・総合計と備考を印字します。明細書の見出し行・小計行には仕様・規格を出します。明細行の数量は小数点以下の末尾ゼロを付けません。同じ見出しの中で直前の明細と同じ単位は「〃」になります(見出しの直後の行と、小計の次の明細は省略しません)。見出し・小計・値引・経費の単位と数量は空欄です。名称が空の明細は商品名「その他」を出さず空欄のままです。
建築見積もろうの XML を取り込む
設定がオンのときのみ
本節の内容は、各種設定の 建築見積モード がオンのときだけ表示・利用できます(既定はオフ)。
- 見積一覧の XML取込 をクリックします。
- 建築見積もろうの XML ファイルを選び、検証する をクリックします。
- 確認画面「見積 XML取込(確認)」でヘッダ・行プレビュー・税抜合計/消費税/税込合計の突合を確認します。
- 顧客を候補から選ぶか、🔍 で検索します。依頼者名で顧客を新規作成する場合は 新規顧客として作成 にチェックします。
- この内容で見積を作成 をクリックします。下書きの見積編集画面が開きます。
税抜合計・消費税・税込合計のいずれかが XML 表書と一致しないときは取り込みできません。見出しは 合計が一致しないため取り込めません で、例として 税抜合計: NEXORA ¥x,xxx / XML ¥y,yyy(差 ±z) のように3行出ます。不一致の見出し・小計も一覧します。このとき この内容で見積を作成 は押せません。
XML の端数処理と各種設定の 明細行金額の端数処理 が違うときは、XML の端数処理(切り捨て)とテナント設定(丸めない)が異なります。金額が一致しない可能性があります。 のような警告が出ます。警告だけでは取り込みは止まりません(止まるのは上記の合計不一致です)。
表書の有効期限(項目5)は見積の有効期限テキストとして取り込みます。取引方法の前後の空白は取り除きます。
消費税・総合計の行は取り込みません。取り込んだ明細は 記述行(商品は「その他」、名称は手入力)として保存されます。商品にマッチしない行は「その他」に割り当てます。
承認ワークフローを使う場合
承認ワークフローが有効な環境では、見積書を発行する前に承認を得られます。詳しくは 伝票を承認する を参照してください。
見積書をメール送信する
※この機能が表示されない場合は、サポート窓口(開発運用元)にご連絡ください。
- 見積詳細の「メール送信」をクリックします。
- 宛先・件名・本文を確認・編集します(見積書 PDF が自動添付されます)。
- 「送信」をクリックします。
原価・粗利を確認する
各種設定の「原価・粗利の表示」により、画面での見え方が変わります。
| 設定 | 見え方 |
|---|---|
| 標準(原価表示・行別粗利なし)(既定) | 明細に 原単価・原価額、伝票合計に 粗利合計。詳細では明細ごとの 原単価 と、上段 粗利額・下段 粗利率(作成・編集の行別粗利と同じ配置)と、伝票全体の 粗利・粗利率 も出ます。作成・編集の行別 粗利額・粗利率 は出ません |
| 行別粗利を表示 | 作成・編集の明細で、原価の右に 粗利額(上段)と 粗利率(下段)が縦に並びます。数量や販売単価を変えるとその場で再計算されます。詳細画面の行別粗利も同じ配置です |
| 原価・粗利を非表示 | 作成・編集・詳細から 原単価・原価額・粗利・粗利率・粗利合計 が出ません。非表示モードでは原価の手修正はできません(商品選択時の原価は内部で保持されます) |
一覧画面では合計金額のみ表示されます(粗利は詳細画面で確認してください。原価・粗利を非表示 のときは詳細にも粗利は出ません)。 帳票 PDF には粗利・原価は含まれません。
見積から受注を作る
- 見積詳細を開きます(ステータスが「受注確定」の見積ではボタンは出ません)。
- 「受注を作成」をクリックします。
明細がコピーされた受注が作成され、見積のステータスは「受注確定」に更新されます。 作成された受注の詳細画面へ移動します。受注の操作は 受注する を参照してください。
見積を削除する
編集画面下部の「この見積を削除」から削除できます。 ステータスが「受注確定」の見積は削除できません。
困ったとき
受注を作成できない
明細が1行もないと受注を作成できません。明細を追加してから再度お試しください。
メール送信ボタンが出ない
伝票メール送信機能が有効でない可能性があります。サポート窓口(開発運用元)にご連絡ください。