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受注する

顧客からの注文を受注伝票として登録し、出荷・売上・発注の起点にします。 画面から1件ずつ入力するほか、注文書 PDF や CSV でまとめて取り込むこともできます。

設定がオンのときのみ

建築見積モード(各種設定)がオンのとき、受注明細に種別・仕様・規格・記述行が表示されます(既定はオフ)。

受注業務の流れ

受注は、見積の確定後や注文書の到着をきっかけに登録します。 登録した受注をもとに、倉庫へ出荷指示を出し(出荷する)、売上を計上し(売上を計上する)、必要に応じて仕入先へ発注します(発注・仕入する)。

見積(任意) → 受注登録 → 出荷 → 売上計上 → 請求
                    ↘ 発注・仕入(在庫補充が必要な場合)

受注を登録する(手入力)

  1. 受注一覧(/orders/)を開きます。
  2. 「+ 新規受注」をクリックします。
  3. 「取引情報」タブで、拠点・顧客・受注日などを入力します。受注日・希望納期を入れると、欄の横に「(水)」のように曜日が出ます(空にすると消えます)。
  4. ご利用環境で 受注区分 が有効な場合、「受注区分」欄が表示されます。未選択のときは「(未設定)」です。
  5. ご利用環境で 社内使用受注 が有効な場合、「使用区分」(販売/社内使用)が表示されます。初期値は「販売」です。社内使用は自家消費など販売以外の受注向けで、受注区分とは別に設定できます。環境設定で既定顧客が登録されているときは、使用区分を「社内使用」にした瞬間に顧客欄が空ならその顧客が自動で入ります(すでに顧客を選んでいるときは上書きしません。「販売」に戻しても顧客は消えません)。
  6. 委託販売 が有効な環境では「受注形態」も表示されます。委託販売がオフの環境では受注形態は表示されません。
  7. ご利用環境で 受注追加管理項目 が有効な場合、定義済みの追加項目が取引情報に表示されます。真偽型はチェックボックスで入力します。顧客追加管理項目で「受注へ引き継ぐ」がオンの項目は、新規作成で顧客を選んだときに同じ項目コードの値が初期セットされます(すでに手で入力した項目は上書きされません。既存受注の編集では自動セットしません)。
  8. 希望納期には日付に加え、必要なら 時間を指定する をオンにして時間帯を選べます。日付を入れると欄の横に「(水)」のように曜日が出ます(空にすると消えます)。受注画面の選択肢は AM中 / PM中 / AM必着明記 / PM必着明記 / その他 です。その他 のときは自由入力欄が出ます(プレースホルダ「例: ①AM9:00〜10:00、②PM13:00〜14:00」)。オフのままなら時間指定は空です。詳細・帳票では日付が 2026/07/03(金) のように曜日付きで出たうえ、選んだ時間指定(例: AM必着明記)やその他の入力内容が続きます。日付だけで時間指定が空のときは日付と曜日のみです。環境設定で「希望納期の時間指定を必須にする」がオンのときは、日付を入れた場合に限り時間指定も必須です(エラー: 「希望納期の日付を入力した場合は、時間指定も選択してください。」)。チェックをオンにしてカテゴリを選ばずに保存すると「時間指定を選択してください。」と出ます。
  9. 環境設定で「希望納期の選択可能日を制限する」がオンのときは、最短リード日数・締め時刻・土日休業に基づく最短日より前の日付は選べません(新規作成時と日付を変更したときのみ。既存の過去日をそのまま保存する場合は制限しません)。
  10. 納品先は検索モーダル「納品先を選択」から選べます。名称・コード・住所で絞り込めます。件数が多いときは下部の 前へ / 次へ と「X–Y / 全N件」でページを送れます。見出し行をドラッグすると位置を動かせます。
  11. 案件は、案件管理が有効なとき表示されます。表示欄の右の 🔍(案件を検索)から選びます。顧客を先に選んでいないときは「先に顧客を選択してください。」と表示され、モーダルは開きません。モーダル「案件を検索」では、プレースホルダ「案件コード・案件名で検索...」に入力します。件数が多いときは下部の 前へ / 次へ と「X–Y / 全N件」でページを送れます。見出し行をドラッグすると位置を動かせます。一覧(列: コード / 案件名 / 顧客名)の行をクリックすると表示欄に入ります。(案件をクリア)で選択を解除できます。顧客を別の相手に変えると、紐づかない案件はクリアされます。
  12. 顧客は表示欄の右にある「🔍」から検索して選びます。
  13. 「明細」タブに切り替え、商品を追加します。
  14. 行の商品コード欄の「🔍」で1件ずつ検索して追加
  15. 「🔍 商品を複数選択して追加」でまとめて追加(顧客を選ぶと有効になります)
  16. 「+ 明細を追加」で空行を増やし、コードを直接入力することもできます(右上と、最終明細行の直下のどちらからも追加できます)
  17. 各種設定の 建築見積モード がオンのときは、見積と同じく明細に 種別(明細/見出し/説明/値引/経費/小計)と 仕様・規格記述行 が表示されます。見積から受注を作成したときは種別・規格・並びが引き継がれます。見出し・説明・小計は数量・単価が 0 です。
  18. 環境設定で「他顧客専用特価商品を除外」がオンのときは、選んだ顧客向けに、他社専用の特価枝番が候補から外れます。当該顧客の特価がある商品には「特価」と表示されます。
  19. 数量・単価を確認し、画面上部の「保存する」をクリックします。
  20. 各種設定の「原価・粗利の表示」が 行別粗利を表示 のとき、明細の 原価額 の隣に 粗利額粗利率 が出ます。数量や販売単価を変えるとその場で再計算されます。既定の 標準(原価表示・行別粗利なし) では行別粗利は出ません。
  21. 原価・粗利を非表示 のときは、作成・編集・詳細から 原単価原価額粗利粗利率粗利合計 が出ません。非表示モードでは原価の手修正はできません(商品選択時の原価は内部で保持されます)。

受注番号は ORD-YYYY-MM-NNNN 形式で自動採番されます。新規作成時のステータスは「受注確定」です。

定型コメントを使う

ご利用環境で定型コメントマスタが有効な場合、受注の新規・編集で 発注書コメント(上部)中継 の上に定型文のチェック一覧が出ます(マスタで「受注」に適用した定型文のみ)。

  1. 使いたい定型文にチェックを入れます(文言が発注書コメント上部の中継欄へ追記されます。発注作成時に発注書コメントへ転記されます)。
  2. 定型文に連動商品がある場合、明細へ自動追加されます。チェックを外しても明細は自動では消えません。
  3. 中継欄は手でも編集できます。チェック解除では、文言が完全一致する行のみ削除されます。

受注詳細で追加管理項目を確認する

ご利用環境で 受注追加管理項目 が有効で、定義が登録されている場合、受注詳細の取引情報に各項目のラベルと値が表示されます。真偽型の値は (オン)または (オフ)で表示されます。

追加管理項目の定義はご契約・環境設定に含まれます。定義の追加や変更をご希望の場合はサポート窓口(開発運用元)にご連絡ください。

受注一覧で絞り込む・列を見る

受注一覧では、画面上部の検索フォームから条件を組み合わせて絞り込めます(共通操作は はじめに — 伝票一覧を絞り込む 参照)。

ご利用環境で 受注区分 が有効な場合、次が追加されます。

項目 内容
検索「受注区分」 プルダウンから区分を選択(先頭の空欄=すべて
一覧列「受注区分」 各受注に設定された区分名(未設定の行は空欄)

受注詳細画面の取引情報にも「受注区分」が表示されます(未設定のときは「—」)。

ご利用環境で 社内使用受注 が有効な場合、次が追加されます。

項目 内容
検索「使用区分」 販売/社内使用で絞り込み(空欄=すべて)
一覧バッジ 社内使用の行に「社内」と表示
詳細「使用区分」 販売または社内使用

起票者を確認する

受注詳細(ほか見積・売上・発注・仕入・請求の各詳細)では、担当者の近くに「起票者」が表示されます。伝票を新規作成・複写・派生作成したユーザーです。未記録のときは「—」です。

社内使用の受注から売上を作らない

使用区分が「社内使用」の受注では、詳細の「売上を作成」は表示されません。社内使用は締め請求の対象売上にも載せない運用です(販売の受注と同様に発注などは作成できます)。

定価・掛率で単価を決める(掛率方式)

掛率方式の得意先を選ぶと、明細タブに定価列・掛率(%)列・単価列が表示されることがあります(ご利用環境の設定によります)。

操作 動き
商品を選ぶ 顧客別単価 → 分類別掛率/標準パターン → 顧客掛率 → 単価ランクの順で単価が入ります(マスタを整える の優先順位参照)
掛率(%)を変更 定価 × 掛率で単価が再計算されます
単価を直接入力 掛率が逆算されます
顧客別単価がある商品 掛率欄は無効になり「個別単価」と表示され、登録済みの個別単価が使われます
顧客別単価に仕入単価がある商品 明細の原価初期値にその仕入単価が入ります(空欄なら商品マスタの標準原価)
分類別掛率・標準パターンで決まった商品 掛率欄に適用率が入ります。マウスを乗せると「顧客分類掛率」「標準パターン」などの適用元が分かります
単価ランクで決まった商品 掛率欄に定価から逆算した率が読み取り専用で表示されます(適用元は「単価ランク」)
商品に定価がない 掛率は使われず、単価ランク方式の単価になります

受注詳細画面でも、確定後の明細ごとに定価・掛率・単価を確認できます。 商品マスタの定価を後から改定した場合、詳細では現行定価が表示され、保存済み単価と一致しないことがあります(マスタを整える の注意参照)。

明細の単位入力

設定がオンのときのみ

本節の内容は、ご利用環境で複数単位管理が有効な場合のみ表示・利用できます(既定はオフ)。商品マスタ側の登録は マスタを整える — 複数の数量管理単位を登録する を参照してください。

受注明細の単位欄は自由入力です。サービス品などでは「一式」など手書きもできます(手書きの場合、換算は行われません)。

複数単位を登録した商品では、候補(基準単位・単位2・単位3)から選択できます。候補から選んだときだけ換算が働きます。

  • 数量は入力単位の数量です(例: 箱を選んで数量 5)。
  • 換算が必要なとき、数量の下にプレビュー(例: = 100 kg)が表示されます。これは基準単位に換算した参考表示です。
  • 単価・金額は入力単位あたりです。箱を選ぶと、基準単価 × 換算係数が自動提案されます。すでに手入力した単価は上書きされません。
  • 在庫・受注残・突合など内部の数量処理は基準単位で行われます。
  • 帳票(納品書など)には、入力した単位・数量で印字されます。
  • 見積から受注を作成した場合、見積明細の単位・数量・換算係数が引き継がれます。建築見積モードがオンのときは、種別・仕様・規格・表示順も引き継がれます(見出し・説明・小計を含む全行)。

取引先の呼び名で商品名を載せたいとき

明細の2行目(商品コードの下)にある「商品名」欄に、取引先が使う名称を入力できます。 マスタの正式名称とは別の名前を、伝票や帳票に載せたい場合に使います。 空欄のままなら、商品マスタの名称が使われます。

納品先を入力したいとき

「取引情報」タブの「納品先」欄で、マスタから選ぶか手入力できます。

  1. 先に 顧客 を選択します(未選択だとマスタ選択は進められません)。
  2. 「📋 マスタから選択」を押し、名称・コード・住所で絞り込みます。件数が多いときは下部の 前へ / 次へ と「X–Y / 全N件」でページを送れます。見出し行をドラッグすると位置を動かせます。
  3. 行を選ぶと、名称・住所などがコピーされ、納入先マスタとも紐づきます。
  4. 手入力のみでも保存できます。

受注の内容を変更する・削除する

内容を変更する

  1. 受注一覧の受注番号リンク、または「編集」から受注編集画面を開きます。
  2. 受注詳細画面の「編集」ボタンからも同じ編集画面を開けます。
  3. 内容を直し、「保存する」をクリックします。

受注詳細から案件を作成して紐付ける

案件管理が有効で、まだ案件が紐づいていない受注では、受注詳細に 案件を作成して紐付け が表示されます。

  1. ボタンをクリックし、モーダルで案件名・納入先・期間・主担当などを確認・入力します(拠点は受注の拠点、顧客は固定表示)。
  2. 作成して紐付け をクリックします。案件が作成され、この受注に紐づきます。
  3. 見積から作成した受注では、元見積にも同じ案件がセットされます。すでに作成済みで案件が空の発注・仕入にも遡及セットされます。

案件を登録しない受注は、ボタンを使わず従来どおり運用できます。

受注を削除する

受注編集画面の左下にある「🗑️ この受注を削除」から削除できます。 確認ダイアログで了承すると、受注一覧に戻ります。

次の場合は削除できず、ボタンが「削除不可(…)」と表示されます。

表示 理由
削除不可(完了・売上済・キャンセル) ステータスが完了・売上済み・キャンセルのいずれか
削除不可(売上あり) この受注から作成した売上伝票が残っている
削除不可(発注あり) この受注に紐づく発注伝票が残っている

売上や発注がある場合は、先にそれらを削除してから受注を削除してください。

キャンセル・削除とクイック受注・ポータル発注の履歴

クイック受注または取引先ポータルから確定した受注を キャンセル または 削除 すると、対応する起票履歴・発注履歴のステータスは 取り下げ に変わります。

キャンセルした受注のステータスを後から戻しても、履歴の「取り下げ」は自動では復旧しません。

履歴の見方は 取引先ポータル の起票履歴・発注履歴を参照してください。

明細ごとの顧客注番を入力する

ご利用環境について

この節の機能は、ご利用環境で 明細別顧客注番 が有効な場合に表示されます。 画面に該当の列や入力欄がない場合は、サポート窓口(開発運用元)にご連絡ください。

ヘッダの「顧客注文番号」と行別「顧客注番」の違い

項目 単位 主な用途
顧客注文番号(取引情報タブ・一覧検索) 伝票(受注)単位 受注一覧の「顧客注文番号」検索、CSV 一括取込の「グルーピングキー」など
顧客注番(明細) 明細行単位 1 枚の受注で行ごとに異なる注番を管理するとき(明細別顧客注番 が ON のとき)

ヘッダの顧客注文番号と、明細の顧客注番は別の欄です。行ごとに注番が分かれる運用では、明細の 顧客注番 を使います。

編集画面で入力する

  1. 受注編集画面の「明細」タブを開きます。
  2. 明細表の 詳細 列にある 詳細 ボタンをクリックします(ポップオーバー「明細詳細」が開きます)。
  3. ポップオーバー内の 顧客注番備考 を入力し、必要なら 行を削除 で行を削除します。
  4. 画面上部の 保存する をクリックして保存します。

値が入っている行は、詳細 列にバッジ表示されます。

受注詳細画面で確認する

明細別顧客注番 が ON のとき、受注詳細画面の明細表に 顧客注番 列が表示されます。

発注への引き継ぎ

受注から発注を作成すると、明細の 顧客注番 は発注明細へコピーされます(発注側でも編集できます)。詳細は 発注・仕入する — 発注明細の行別顧客注番 を参照してください。

仕入先別に発注を一括作成する

ご利用環境について

この節の機能は、ご利用環境で 仕入先別発注一括作成 が有効な場合に表示されます。 受注詳細に「発注を一括作成」がない場合は、サポート窓口(開発運用元)にご連絡ください。

受注1件の明細を、仕入先ごとに割り当てて、複数の発注(下書き)を1操作で作成する機能です。仕入先候補の元データは マスタを整える — 主たる仕入先①②③(仕入・原価管理) です。

操作の流れ

  1. 受注詳細の 発注を一括作成 をクリックします。
  2. 仕入先割当(発注一括作成) 画面が開きます(説明文: 「受注 {受注番号} の明細ごとに仕入先を割り当て、仕入先別に発注を一括作成します」)。
  3. 明細と仕入先割当 の表で、発注に含める行にチェックを入れ、各行の仕入先を割り当てます。
内容
選択 発注に含める明細(発注済みの行は既定でチェック OFF)
商品 明細の商品
仕入先候補 商品マスタの主たる仕入先から提示される候補チップ(候補がない行は 候補なし
割当仕入先 割り当てる仕入先(プレースホルダー 仕入先を選択)。🔍(仕入先を検索)で候補外を検索、✕(割当をクリア)で解除

建築見積モードが有効な環境では、明細が見出しグループごとに区切られ、次の列が追加されます。

内容
自社施工 発注対象外にするチェック
発注済 すでに発注した数量(数量の小数桁は各種設定に合わせます)
残数 まだ発注していない数量(同上)
今回数量 今回発注する数量(既定は残数。整数運用では「1」のように表示・入力。残数を超える入力はできません)

グループヘッダには見出し名と規格(例: メーカー名)がまとめて表示され、その直下に見出し行は重複表示しません(説明行はそのまま表示されます)。記述行(商品コード OTHER)ではコード表示を省略し、名称・規格を先頭に出します。

グループ見出しのチェックで配下の金額行を一括選択でき、グループの仕入先検索で配下へ同じ仕入先を割り当てられます。残数が0の行は選択できません。選択した金額行に属する 見出し説明 は、同じ発注に数量0で含まれます。

  1. 仕入先別プレビュー で、仕入先ごとの行数(例: {仕入先名}: {N}行)と 未割当: {N}行 を確認します。明細が1件も選択されていないときは 明細が選択されていません と表示されます。
  2. 発注済みの行には 発注済({PO番号})、複数ある場合は 発注済({PO番号} 他N件) バッジが付きます(建築モードでは一部発注時に 一部発注 と表示されることがあります)。
  3. 黄帯の注意を確認します。
  4. 「選択した明細を仕入先ごとにグループ化し、「下書き」状態の発注を複数件作成します。」
  5. (通常)「発注済みの行は既定で選択解除されています。追加発注・分納する場合はチェックを入れてください。」
  6. (建築見積モード)「今回数量の既定は残数です。残数0の行は選択できません。選択した金額行に属する見出し・説明も同じ発注に含まれます。「自社施工」にチェックした行は発注対象外です。「保存」でチェック状態だけを反映できます。」
  7. (建築見積モード)金額行の 自社施工 にチェックすると、その行は選択・今回数量の入力ができなくなり、残数欄に「自社施工」と表示されます。見出しグループの一括選択も自社施工行をスキップします。チェックだけ反映したいときは 保存 をクリックします(発注は作りません)。
  8. 発注を一括作成する をクリックします。成功すると「{N} 件の発注を作成しました: PO-xxxx, PO-yyyy...」と表示されます。キャンセル で受注詳細へ戻ります。

既存の「発注を作成」との併存

仕入先別発注一括作成 が ON でも、従来どおり受注詳細の 発注を作成(単一の下書き発注・確認画面 受注から発注を作成発注を作成する)は利用できます。用途に応じて使い分けてください。

すでにその受注から発注(キャンセル以外)が作成されている場合、二重作成を防ぐため 発注を作成 ボタンは表示されません(複写発注を一括作成 は従来どおり利用できます)。キャンセルした発注のみが残っている場合は、ボタンが再び表示されます。

再発注・競合・数量について

  • 再発注(通常): 発注済みの行は画面を開いた時点でチェックが外れています。追加発注・分納する場合は、該当行にチェックを入れてから 発注を一括作成する を実行してください。
  • 再発注(建築見積モード): 残数がある行だけ選択できます。残数が0の行は追加発注できません。分納は 今回数量 で行います。
  • 競合: 画面表示中に他の操作で同じ行が発注済みになった場合、「行{N}は他の操作で発注済みになりました。画面を再読み込みしてからやり直してください。」と表示されます。画面を開き直してからやり直してください。
  • 数量分割(通常): 1 明細を複数の仕入先に数量分割することはできません。1 明細=1 仕入先です。行ごとに仕入先を分けたい場合は、受注明細の行を分割して運用してください。
  • 数量分割(建築見積モード): 同じ明細を複数回に分けて発注できます(残数の範囲内)。仕入先ごとに別の発注が作成されます。

受注詳細の取引情報には、キャンセル以外の発注がある場合 関連発注(発注番号・仕入先・税抜金額・ステータス)が表示されます。建築見積モードで自社施工の明細があるときは、同セクションに 自社施工 N 行 も表示されます(発注がまだ無い場合でも表示されます)。

受注編集(建築見積モード)の明細にも 自社施工 チェックがあります。すべて自社施工にすると、受注のステータスは 発注不要 になります。

エラー表示の例

メッセージ 意味
仕入先別の発注一括作成は利用できません。 設定が OFF のとき
発注に含める明細を1件以上選択してください。 選択列にチェックが1件もない
行{N}に仕入先が割り当てられていません。 選択した行に仕入先未割当
行{N}: 有効な仕入先が選択されていません。 無効な仕入先が選ばれている

注文書 PDF からまとめて取り込む

複数の注文書 PDF を、受注伝票として一括登録する機能です。 受注一覧の「一括取込」から受注一括取込(/orders/bulk-import/)画面を開きます。

  1. 受注一括取込画面で PDF ファイルを選択します(上限 20MB)。
  2. 「プレビュー」をクリックし、読み取り結果を確認します。
  3. 問題なければ「一括確定」をクリックし、確認ダイアログで了承します。
  4. 受注一覧に戻り、作成件数が表示されます。

1 ページが 1 伝票になる

PDF はページ単位で読み取られ、1 ページにつき 1 件の受注として扱われます。 明細のないページ(表紙・送り状など)は伝票に含まれません。

読み取り時、商品コードは自社(受注者側)の品番を優先します(「貴社商品コード」「御社品番」など。発注者側の商品コード・顧客注番・JANコードは使いません)。発注元名は法人名のみです(部署名・担当者名などは含めません)。

得意先の自動判定と学習

各ページの発注元名をもとに、得意先マスタとの照合が行われます。

状況 画面の動き
過去に同じ表記で確定済み 得意先が自動で選ばれ、「学習済(前回確認)」と表示されます
PDFの発注元が自社名と一致 黄色の警告が出ます。宛先(自社)を発注元として読み取っている可能性があるため、得意先を確認してから確定してください
候補が見つかった 「-- 候補から選択 --」の一覧から選びます
候補が合わない 「コード・名前で検索」から別の得意先を探して選びます
未選択のまま 赤い「得意先未選択」バッジが付き、確定できません

一度プレビューで得意先を選んで確定すると、次回から同じ PDF 表記のとき自動でその得意先が選ばれます。

商品コードの照合・手動マッチ・学習

PDF・CSV ともに、商品コードは次の順で照合されます。

  1. 自社マスタの商品コードと一致
  2. 過去に確定した「先方コード → 自社商品」の学習と一致(「学習済」バッジ)
  3. いずれも無い場合は「商品未マッチ

プレビューで未マッチの明細には「商品を選択」ボタンがあります。モーダルで自社商品を選ぶと「手動マッチ」になり、確定時に学習されます(次回から自動照合)。 モーダルには「単価は確定時にマスタから自動設定されます」と表示されます。

誤った学習は、マスタ管理の AI学習データ管理 から修正・削除できます。

未マッチを「未登録商品」として取り込む

商品マスタに無い明細でも取り込む場合は、プレビュー下部の次のチェックをオンにします。

商品未マッチの明細を未登録商品として取り込む
(入力名・取込単価をそのまま明細に入れます(商品マスタの「その他」を使用))

オンにすると未マッチ行は「未登録商品として取込」バッジになり、確定できます。 あらかじめ商品コード OTHER(その他)のマスタ登録が必要です。無い場合は次のメッセージになります。

未登録商品として取り込むには、商品コード OTHER(その他)のマスタ登録が必要です。

未登録商品として取り込んだ行は、商品コード学習の対象にはなりません。

プレビューで直せること・確定時に PDF が優先されること

項目 プレビュー 一括確定時
得意先 候補選択・検索で変更可 プレビューで選んだ得意先を使用
商品(未マッチ) 「商品を選択」で手動マッチ可 プレビューで選んだ商品・学習結果を使用
数量・単価・受注日・納期・備考・納入先 PDF 読み取り値を表示 PDF 再読み取り値を使用(手動マッチした商品は確定時の選択を反映)

プレビューと確定結果が食い違う場合があります(読み取りのばらつき)。 確定後の内容は、得意先・手動マッチした商品を除き PDF の再読み取りが正となります。

確定できないときの表示

表示(赤) 意味 対処
得意先未選択 得意先が選ばれていない 候補から選ぶか、検索で正しい得意先を指定
商品未マッチ 商品コードがマスタにも学習にもない 「商品を選択」で手動マッチするか、「未登録商品として取り込む」をオンにするか、PDF/マスタを直す
エラー伝票があります 上記の問題が残っている 内容を直してから再度「プレビュー」
表示(黄) 意味
同一注番の受注が既存です 同じ得意先・同じ顧客注文番号の受注がすでにある(重複の可能性)
PDF記載の発注元が自社名と一致しています。発注元の読み取りに失敗している可能性があるため、得意先を確認してください 読み取った発注元名が自社名と同じ(宛先の誤読の可能性)。得意先を確認すれば確定できます

重複警告だけの伝票は確定できますが、二重登録に注意してください。 単価がマスタと違う行には、オレンジ色の「(マスタ単価と相違)」が付きます(確定は可能)。

CSV でまとめて取り込む

得意先コード・商品コードを並べた 9 列 CSV で、複数の受注をまとめて登録します。 画面は PDF 取込と同じ受注一括取込(/orders/bulk-import/)です。

記入例 CSV をダウンロードする

  1. 受注一括取込画面の「記入例CSVをダウンロード(貴社の商品・得意先コード入り)」をクリックします。
  2. order_import_sample.csv が保存されます(貴社の有効な得意先・商品コードが入った例です)。
  3. このファイルをコピーして列を埋め、取込用 CSV を作成します。

列の仕様

列名 必須 内容 記入例
グルーピングキー 必須 1 伝票をまとめる番号。顧客注文番号として保存されます PO-SAMPLE-001
得意先コード 必須 得意先マスタのコード(大文字・小文字は区別しません) C0001
受注日 任意 空欄の場合、確定日が受注日になります 2026/06/10
納期 任意 希望納期(日付)。時刻列の取込は非対応(画面で別途入力) 2026/06/24
備考 任意 伝票備考 直送希望
商品コード 必須 商品マスタのコード P0001
商品名 任意 マスタ名と違うとき、伝票に載せる名称として使われます 現場呼び名
数量 必須 数値(カンマ区切り可) 10
単価 任意 数値。空欄時はマスタ単価を補完します 1500

1 行目に上記の日本語ヘッダーを付けても、自動で読み飛ばされます。

1 ファイルに複数伝票を入れる

同じグルーピングキーの行が 1 件の受注にまとまります。 同じキー内では、得意先コード・受注日・納期・備考はすべて一致している必要があります。

例(2 伝票・3 明細):

グルーピングキー,得意先コード,受注日,納期,備考,商品コード,商品名,数量,単価
PO-001,C0001,2026/06/10,,,P0001,商品A,2,1000
PO-001,C0001,2026/06/10,,,P0002,商品B,1,
PO-002,C0002,2026/06/10,2026/06/24,,P0003,商品C,5,

日付の書き方

受注日・納期は次の形式に対応しています。

  • 2026-06-10
  • 2026/06/10
  • 2026.06.10

解釈できない日付はエラーになり、プレビュー前にメッセージが表示されます。

単価を空欄にした場合と 0 円の違い

CSV の単価 確定時の単価 補足
空欄 得意先別単価 → 掛率(掛率方式時)→ ランク売価 → 標準売価の順で補完 警告なし
数値(マスタと同じ) その数値 警告なし
数値(マスタと異なる) CSV の数値 「(マスタ単価と相違)」警告
0 0 円 マスタが 0 円でなければ相違警告

エラー・重複・単価乖離の見方

プレビュー後、伝票ごとに色分けされます。

表示 意味 対処
得意先が見つかりません 得意先コードがマスタにない CSV のコードを直して再アップロード
商品未マッチ 商品コードがマスタにも学習にもない 「商品を選択」で手動マッチするか、「未登録商品として取り込む」をオンにするか、コード/マスタを直す
同一注番の受注が既存です 同じ得意先・顧客注文番号の受注あり 内容を確認(二重登録に注意)
(マスタ単価と相違) オレンジ 取込単価とマスタ単価が不一致 内容を確認のうえ確定可

赤い伝票が 1 件でもあると「一括確定」は押せません。 CSV を修正し、ファイルを選び直して「プレビュー」からやり直してください。

Excel で編集するときの注意

一括取込が受け付けるのは .csv のみです(.xlsx は使えません)。 記入例 CSV は UTF-8(BOM 付き)で保存されています。

Excel で編集する場合は「CSV UTF-8(コンマ区切り)」形式で保存してください。 Shift_JIS(CP932)で保存した CSV も読み込めますが、環境によっては文字化けや外字の置換が起きることがあります。 うまく読めないときは 困ったとき(FAQ) の「CSVが取り込めない」も参照してください。

取込の手順

  1. 受注一括取込画面で CSV を選択します。
  2. 「プレビュー」で伝票数・エラー・重複を確認します。
  3. 問題なければ「一括確定」をクリックします。

一括確定で作成される受注のステータスは「受注確定」です。 拠点・部署・出庫倉庫・担当者は、ログインユーザーの所属情報から自動で入ります。

受注画面で明細だけを取り込む

受注新規作成・受注編集の「明細」タブから、開いている伝票に明細行を追加できます。 一括取込が「伝票ごと新規作成」なのに対し、こちらはヘッダ(顧客・日付など)を手入力したうえで明細だけ足す使い方です。

機能 ボタン ファイル 列・内容
PDF 取込 「📄 PDF取込」 PDF(上限 20MB) AI が明細を読み取り
CSV 取込 「📊 CSV取込」 CSV または Excel(.xlsx) 商品コード・商品名・数量の 3 列
メール取込 「✉️ メール取込」 テキスト貼り付け メール本文から明細を読み取り

手順(CSV の例)

  1. 「取引情報」タブで顧客を選びます(未選択だと明細取込ボタンが使えません)。
  2. 「明細」タブの「📊 CSV取込」をクリックします。
  3. ファイルを選び「取込開始」をクリックします。
  4. 「取込結果の確認」で、マッチしなかった行(赤背景)を確認します。
  5. 反映する行にチェックを入れ、「全て反映」をクリックします。
  6. 明細が追加されたら「保存する」で受注を確定します。

PDF 取込も同様に、「取込結果の確認」→ チェックした行を「全て反映」します。 マッチしなかった行は、結果画面で商品を手動選択してから反映してください。

単価が PDF に無い、または 0 と読み取られた行は、マスタの販売単価が入ります。 CSV の商品名がマスタ名と違う場合は、明細の「商品名」欄(取引先の呼び名)に入ります。

受注のステータスを確認する

受注一覧・受注詳細で、現在の処理状況を確認できます。

表示名 意味 主にいつ変わるか
下書き 作成中で未確定 手入力でステータスを下書きにしたとき
受注確定 受注が確定し、出荷・売上の対象 新規保存・一括取込の確定時(初期値)
一部発注済み 受注の一部だけ仕入発注済み 発注を一部作成したとき
発注済み 受注内容の発注がすべて完了 全明細の発注が揃ったとき
一部売上済み 受注の一部だけ売上計上済み 売上を一部作成したとき(売上を計上する
売上済み 受注に対する売上がすべて計上済み 全数量の売上が揃ったとき
一部出荷済み 受注の一部だけ出荷済み 分納出荷したとき(出荷する
出荷済み 受注内容がすべて出荷済み 全数量の出荷が完了したとき
完了 受注に関する処理がすべて完了 売上・請求・入金などが完了したとき
キャンセル 受注を取り消した状態 手動でキャンセルに変更したとき

分納出荷や一部売上の操作手順は、それぞれ 出荷する売上を計上する を参照してください。

困ったとき

CSV をアップロードしたら「列数が不足」と出る

9 列そろっているか確認してください。Excel で列を削除すると、末尾の空列が欠けてエラーになることがあります。 一括取込用と明細取込用で列数が違う点にも注意してください(9 列か 3 列か)。

一括取込のプレビューは通ったのに、確定後の単価が違う(PDF)

PDF 一括確定では、確定時に PDF をもう一度読み取ります。 プレビュー画面では明細を編集できないため、確定結果は再読み取り内容が正となります。 差異が気になる場合は、確定後に受注編集画面で直してください。

得意先が毎回「未選択」になる(PDF)

PDF 上の社名表記がマスタと大きく違うと、自動判定されません。 プレビューで正しい得意先を選んで確定すると、次回から同じ表記は自動で選ばれやすくなります。

文字コードやファイル形式の共通トラブルは 困ったとき(FAQ) も参照してください。

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