請求する
売上をもとに請求書を作成し、PDF 出力やメール送信で顧客へ送付する業務です。 得意先ごとの請求区分(締め・都度・現金)に応じて、作成の入口が異なります。
請求業務の流れ
請求のしかたは、得意先マスタの「請求区分」で決まります。
| 請求区分(画面表示) | 請求のしかた |
|---|---|
| 掛け(締め) | 月ごとにまとめて締め請求する |
| 掛け(都度) | 売上ごとに都度請求する |
| 現金 | 請求書は作らない(売上確定時に入金が自動記録される) |
請求区分は、得意先の詳細画面の「請求区分」で確認できます。 現金区分のお客様は 入金を消し込む の「現金のお客様の入金について」を参照してください。
売上確定 → 請求書作成(締め or 都度 or 手動) → 発行 → PDF・メール送付 → 入金・消込
メニュー「請求管理」から、次の画面に進めます。
- 締め請求(/invoices/closing/)
- 都度請求(/invoices/spot/)
- 請求書一覧(/invoices/)
都度請求する(売上ごとに請求)
請求区分が「掛け(都度)」の得意先向けです。確定済みの売上を1件ずつ、またはまとめて請求書にします。
- メニュー「請求管理」の「都度請求」を開きます。
- 請求対象年・請求対象月・状態(未請求のみ/請求済みのみ/すべて)を選び、「検索」をクリックします。
- 請求したい売上にチェックを入れ、「選択した売上を一括請求確定」をクリックします。
1件ずつ確認して確定する場合は、行の「請求確定」をクリックし、確認画面で「請求を確定する」をクリックします。
確定すると INV-YYYY-MM-NNNN 形式の請求番号が採番され、売上の状態は「請求済み」になります。
請求済みの行は「請求詳細」「PDF」リンクから請求書へ進めます。 複数件の PDF は、チェックを入れて「請求書印刷」から一括ダウンロードできます(50件まで)。
締め請求する(月まとめ請求)
請求区分が「掛け(締め)」の得意先向けです。締め日ごとに、対象月の売上・繰越・入金を集計して請求書を作ります。
- メニュー「請求管理」の「締め請求」を開きます。
- 締め日グループ・請求対象年・請求対象月を選び、「検索」をクリックします。
- 画面上部に表示される「集計期間」を確認します(対象月と締め日に応じた売上の集計範囲です)。
- 請求する顧客にチェックを入れ、「選択した請求を確定」をクリックします。
1件ずつ内容を確認する場合は、未確定の行の「内容確認(未確定)」をクリックし、売上明細・繰越・入金を確認してから「請求を確定する」をクリックします。
締め日と集計期間の見え方
締め日グループの締日(5・10・15・20・25・31)と請求対象月の組み合わせで、集計期間が決まります。
| 締めの種類 | 集計期間の例(2026年3月を請求対象月とした場合) |
|---|---|
| 月末締め(31日) | 3月1日〜3月31日 |
| 15日締め | 2月16日〜3月15日 |
| 1月・月末締め | 前年12月1日〜当年1月31日 |
締め日を31に設定している場合、2月は月末が28日(うるう年は29日)になるため、集計期間の終わりもその月末日になります。 請求書に記載される「締め日」は、集計期間の最終日です。発行日は確定操作を行った日になります。
親得意先に請求をまとめる設定の場合、締め請求確認画面で子得意先の売上がグループ表示されます。
スポット請求する
締め請求・都度請求の一覧で扱えない、臨時の請求書作成に使います。 複数の売上を自由に組み合わせたいとき、下書きのまま内容を調整してから発行したいときに向いています。 (請求区分が「掛け(都度)」のお客様の定常運用は、前節の都度請求一覧を使います。)
- 請求書一覧(/invoices/)を開き、「+ 新規請求」をクリックします。
- 顧客・発行日・締め日・支払期限などを入力します(新規作成時のステータスは「下書き」のみ)。
- 「明細(売上伝票)」で対象の売上を追加し、「保存」をクリックします。
- 請求詳細画面で内容を確認し、「請求を確定」をクリックして発行済みにします。
下書きの間だけ編集できます。発行後の変更は「請求取消」フローで対応します。
請求書を発行する(PDF・メール)
PDF を出力する
単件
- 請求詳細画面を開きます。
- 「PDF出力」をクリックします。
invoice_INV-....pdfがダウンロードされます。
一括(締め請求・都度請求の一覧から)
- 締め請求一覧または都度請求一覧で、請求済みの行にチェックを入れます。
- 「請求書印刷」をクリックします。
- 複数件の PDF が1ファイルにまとまってダウンロードされます(50件まで)。
メールで送付する
※この機能が表示されない場合は、サポート窓口(開発運用元)にご連絡ください。
- 請求詳細画面の「メール送信」をクリックします。
- 宛先・件名・本文を確認・修正し、送信します。
- 請求書 PDF が添付されて送られます。
顧客マスタにメールアドレスが登録されていると、宛先に初期値が入ります。
請求を修正する・取り消す
修正できる条件
| 請求の状態 | 操作 |
|---|---|
| 下書き | 「編集」から内容を変更できる |
| 発行済み・一部入金・支払遅延 | 画面上は編集不可。「請求取消」から取消フローへ |
| 入金済み | 取消不可。訂正は新規請求で対応 |
| キャンセル | 取消済み。再請求は売上が「請求待ち」に戻ったうえで新たに請求を作成 |
請求を取り消す
- 請求詳細画面の「請求取消」をクリックします。
- 取消理由(マスタ)を選択し、必要なら補足を入力します。
- オプションを確認します。
- 「取消通知メールを顧客に送信する」
- 「代替請求の下書きを自動作成する」(初期値オン)
- 「請求を取消す」をクリックします。
取消すると、次のことが起きます。
- 請求のステータスが「キャンセル」になる
- 紐づく売上が「確定」(請求待ち)に戻る
- 登録済みの入金記録が削除される
- 取消理由の設定により、取消請求書(赤伝)が自動発行されることがある
赤伝(取消請求書)の番号
赤伝は元の請求番号に -RED を付けた番号で表示されます。
| 例 | 意味 |
|---|---|
INV-2026-06-0001-RED |
元請求 INV-2026-06-0001 の取消請求書 |
INV-2026-06-0001-RED-2 |
同じ元請求に対する2件目の赤伝 |
請求詳細画面では「取消請求書(赤伝)」として表示され、元請求へのリンクがあります。
請求のステータスを確認する
請求書一覧(/invoices/)で、キーワード(請求番号・顧客名)とステータスで絞り込めます。
| ステータス(画面表示) | 意味 |
|---|---|
| 下書き | 作成中。まだ発行していない |
| 発行済み | 発行済み。入金待ち |
| 一部入金 | 請求金額の一部が入金された |
| 入金済み | 請求金額が全額消込された |
| 支払遅延 | 支払遅延として管理されている状態 |
| キャンセル | 請求を取り消した |
入金を登録すると、発行済みから一部入金・入金済みへ自動で変わります。
困ったとき
締め請求に売上が出てこない
次を確認してください。
- 得意先の請求区分が「掛け(締め)」か
- 売上が「確定」または「請求済み」で、売上日が集計期間内か
- すでに別の請求書に紐づいていないか(請求済みの売上は締めの対象外になることがあります)
- 締め日グループの絞り込みと、得意先の締め日が一致しているか
請求書を直したいのに編集できない
発行済みの請求書は画面上から直接編集できません。 「請求取消」で売上を請求待ちに戻し、代替請求の下書きを作成するか、新規請求で作り直してください。 入金済みの請求は取消できません。
都度請求で「請求確定」ができない
売上が「確定」状態である必要があります。 すでに請求済みの売上は、都度請求一覧の状態を「請求済みのみ」にして請求番号を確認してください。